それを軸に組み立てられたはずの唯一の道具——カーソル——を拒む、対話型キャンバス。マウスイベントなし、pointer-events は無効化され、その不在は自らのコメントのなかで名指される。鑑賞者を、それ以外のすべてを通して読む:窓の幅を縦糸とし、リサイズ、打鍵、スクロール、そして無為の時間を横糸とする。織りはひと回しのあいだに蓄積し、温もりは、鑑賞者が応えられることを期待しなくなったあとにのみ訪れる。
開いてマウスを動かす——何も応えない。窓をリサイズし、キーを押さえ、スクロールし、あるいはただ待つ。本物の静止のあとにのみ、副題が浮かびあがる。
役職とモデルの対応は工房の設定で固定されている。想像を担う役は完成済みのポートフォリオを決して見ない。